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秋田県に関する情報

秋田県の産業構造

秋田県産業の変遷

秋田県は、古くから農業、鉱業、林業を主力産業として栄えてきました。農業は米産地として、鉱業は江戸時代末期に最盛期を迎えた「院内銀山」や「阿仁鉱山」など国内有数の鉱山県として、また、林業は全国有数の森林面積を有する下で良質な秋田杉を全国各地に供給し、大きな発展を遂げてきました。1955年の県内総生産に占める第1次産業の割合をみると、全国平均(2割弱)を大きく上回る3割台半ばとなっており、当地が全国的にも極めて恵まれた資源を有し、その礎の下に発展したことを物語っています。

しかし、農業は国の減反政策や安価な外国産米の流入、後継者不足などから、鉱業は、銅の国際価格低迷や円高の影響により80年代半ば以降次々と閉山されたことから、そして林業は、安価な外国産材の流入を主因とする需要減少などから、それぞれ低迷しており、近年では第1次産業の割合は大きく低下しています。

これらに代わって台頭してきた業種が電気機械です。戦前に、大手電気機械メーカーが当県に初の製造拠点を設置したことを契機に、現在では電子部品の生産を手がける企業の集積が進み、当地産業におけるリーディング業種となっています。

秋田県産業の特徴

県内総生産の産業別構成比から当地産業の特徴点をみると、前述の歴史から、農業を中心とした第1次産業の割合が全国比高く、「あきたこまち」で有名な米の産出額が全国上位となっているほか、米以外にも「比内地鶏」や「ハタハタ」、「秋田牛」といった全国に誇れる名産品を有しています。

また、第3次産業の割合が全国比やや高く、業種別では卸・小売業の割合は全国を下回っている一方、政府サービス業の割合が全国を大きく上回っています。

一方、第2次産業の割合は、全国比低めとなっており、その内訳をみると、建設業の割合は全国比高くなっているものの、製造業の割合が全国と比べ低くなっています。

なお、製造業の中では、製造品出荷額に占める電気機械の割合が圧倒的に高く、秋田県製造業のリーディング業種となっていることは前述のとおりです。

また、製造業で電気機械に次ぐ割合を有する食料品は、清酒の生産量が全国トップクラスであるなど、当県における第1次産業の強さなどを背景に、県内主要産業のひとつとなっています。

秋田県の経済規模をみると、県内総生産、製造品出荷額、事業所数といった基礎的な経済指標の全国シェアは概ね1%未満に止まっています。もっとも、近年では、成長が見込まれる自動車関連企業・産業の育成や、当地の恵まれた風資源を活用した風力発電産業の育成、6次産業化を含む「攻めの農林水産業」への転換支援など、地方創生に向け、産官学金の垣根を越えた産業施策が展開されており、当県の豊富な資源や、過去から蓄積された多種多様な物的・知的財産を活用した活性化策が進んでいます。

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特産品

秋田県は全国でも有数の民謡の盛んな地域であり、地元秋田を歌った曲も数多く存在しますが、県を代表する民謡「秋田音頭(秋田名物八森ハタハタ、男鹿で男鹿ブリコ〜・・・)」にも歌われているとおり、秋田県は、各地においてバラエティ豊かかつ良質な山・海・里の食資源等を有しており、数多くの名物があります。その中の主なものをご紹介します。

食品

ハタハタ 秋田の魚といえば「ハタハタ」。旬は冬で、しょっつる鍋、ハタハタ寿司、塩焼きなどで食します。ハタハタの卵である「ブリコ」も絶品です。庶民の魚として昔から親しまれてきました。
きりたんぽ すりつぶしたご飯を木の串に巻き付けて囲炉裏火でこんがり焼いたもの。きりたんぽ鍋のほか、田楽焼きなど、秋田県の家庭では様々なかたちでアレンジされ、食卓に供されます。
稲庭うどん 江戸時代からの伝統を受け継ぐ稲庭うどん。コシが強く上品な喉越しで、全国的に高い知名度を誇る秋田県の代表的な加工食品です。
石焼料理 昔、漁師が岩のくぼみを利用して作った手料理。魚介類と野菜などを入れた木の手桶に、真っ赤に熱した浜石を放り込み、その熱で煮立ったら味噌で味付けする野趣あふれる料理です。
漬物 秋田では、漬物のことを「ガッコ」といいます。 特に、干した秋大根を、厳しい冬季に凍結しないよう囲炉裏の煙で燻して作る「いぶりガッコ」は雪国秋田ならではの逸品です。
とんぶり ほうき草の実で、味は淡泊、プチッと弾ける歯触りが特徴。「陸のキャビア」、「畑のカズノコ」とも呼ばれる珍味です。
じゅんさい スイレン科の多年草で、食用に摘み取られる若芽は、ゼリー状のヌメリに覆われており、三杯酢やポン酢であっさりとした食味を楽しみます。
檜山納豆 納豆は、後三年の役(1084年〜1087年)のときに秋田で発祥したとも伝えられています(諸説あり)。能代地方の檜山納豆は、今でも江戸時代と変わらぬ製法で作られています。
清酒 秋田県は、「米の秋田は酒のくに」と称されるほど酒作りが盛んで、現在も多くの蔵元が味を競っています。

工芸品

樺細工 山桜の樹皮を素材にして作る工芸品です。独特の模様と使い込むほどに味わいを深める渋い質感は、秋田の伝統工芸品を代表するものです。
銀線細工 明治時代に九州の平戸からその技法が伝えられたと言われています。0.1ミリほどの細い純銀の線を素材にした繊細で美しい手工芸品です。
曲わっぱ 藩政時代に大館城主佐竹西家が武士の副業として勧めたのが始まり。天然の秋田杉の柾目を生かして曲げる技は、国の伝統工芸品としての指定も受けています。

【2018年1月19日更新】