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       おじゃったもんせ 第3回

「花と音楽に満たされた宮崎の春」(平成15年4月10日)

 

 

 「おじゃったもんせ」第3回は宮崎県です。

宮崎弁の「おいでくださいませ」は簡単明瞭、「こんね」です。 多くの方が私たちの郷土に「おいでくださいまし」て、好きになってくださいますように。

 PRべた、PR不足という汚名を返上すべく、宮崎の魅力をお伝えしましょう。

 宮崎のイメージといえば、明るい太陽、蒼い海、豊かな自然、温暖な気候でしょう。全国的に見ても、とても生活しやすい恵まれた地域です。消費者物価指数の低さ(全国1位)、通勤・通学時間の短さ(全国1位)、人口一人当りの病院の多さ(全国4位)、都市公園面積(全国2位)、年間快晴日数(全国3位)などをみるとおわかりになると思います。

 人々はのんびりと暮らし、争いごとは好まず、穏かで素朴、温かみのある気質です。そして地縁・血縁の深い土地柄であり、助け合いの精神が今なお受け継がれています。しかも、郷土愛が強い割には排他性がなく、また他人を出し抜こうとはしないことも特徴です。根本的には粘り強い性格の人が多いようです。マラソンの谷口浩美さんや柔道の井上康正さんなどを見るとなるほどと思われるでしょう。

 面積は7,700平方キロメートルでそのうち林野面積が75.6%を占めています。北西に祖母・傾の高峰を連ね、西には九州山地と霧島連山がそびえており、東は太平洋に向かって大きく開かれた地形をしています。

明るい太陽、蒼い海、豊かな自然を肌で感じる堀切峠

 さて、いまや春真っ盛り。

 宮崎の春も華やかです。“日本一番の春を告げる”花のフェスティバル「フラワーフェスタ」と“舞い降りる魅惑の旋律”「宮崎国際音楽祭」を紹介しましょう。

 宮崎の春を彩る「みやざきフラワーフェスタ2003」は3月15日から6月1日までの79日間、宮崎市青島の「こどものくに」をメイン会場に開催されています。80種類100万本の花々に彩られた会場では、開催期間中、全国から選ばれたカップル1組が、花いっぱいの中で実際に挙式する「フラワーウエディング」や留袖姿の花嫁を乗せた馬の手綱を脚半姿の花婿がひく宮崎県の伝統行事「シャンシャン馬道中」などのイベントが開催されます。今年はメイン会場、フローランテ宮崎(宮崎市)や西都原公園(西都市)等の7サテライト会場のほか、38市町村44会場で各種協賛イベントが実施されます。

 「カラーパレットガーデン」、「シンデレラガーデン」、「香りのお庭とキッチンガーデン」などいろいろな花壇をめぐり、パンジーや、ポピー、ビオラ、ゼラニュームといった色とりどりの花々に囲まれて、こころ弾む1日を過ごされてはいかがでしょうか?

「みやざきフラワーフェスタ2003」のメイン会場となる「こどものくに」

 そして次は、宮崎の春を彩るイベントとしてすっかり定着してきた「宮崎国際音楽祭」です。バイオリンの巨匠、故アイザックスターン氏を音楽祭の顔として招いて1996年にはじまりました。第8回の今年はキャスリーン・バトル氏(ソプラノ)、ピンカス・ズーカーマン氏(バイオリン、指揮)、ジャン・ワン氏(セロ)、ジュリアード弦楽四重奏団らをゲストに、国内外のトップクラスの演奏家たちが宮崎県立芸術劇場アイザックスターンホールを中心にクラシック音楽の魅力をお届けします。

 今回注目のコンサートは“「絵と音楽」日本画家立山周平と西洋音楽のコラボレーション”です。ラベル、コダーイ、チャイコフスキーの曲をテーマに、宮崎在住の日本画家立山周平氏がイメージした絵をステージに掲げ、その絵の前で曲が演奏されます。全く異なる2つの芸術を融合させようというアプローチがステージ上でどのように結実するのか期待が高まります。

その他野外コンサートやズーカーマン氏による室内楽レッスン、子供のための音楽会、アジアの新星達による演奏会など、5月21日から6月3日まで、魅惑と感動の2週間となっています。

 単に宮崎だけでなく、九州へ、全国へ、そしてアジアへ、「1地方都市からの音楽の発信」という意味でも興味深い音楽祭です。

宮崎県立芸術劇場の外観とアイザックスターンホール

<写真提供:宮崎県立芸術劇場>

 いかがですか? 花と音楽に満たされた宮崎の春、どっぷりつかりに、「こんね!」

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