発券課の業務内容

1.現金(銀行券・貨幣)の支払・受入

2.損傷現金(銀行券・貨幣)の引換

3.鑑 査


1.現金(銀行券・貨幣)の支払・受入

日本銀行は、わが国唯一の「発券銀行」として日本銀行券(お札、以下“銀行券”といいます。)を発行しています。また、独立行政法人造幣局が製造する貨幣も日本銀行の窓口を通じて世の中に供給されています。

ここでは、銀行券の流れを中心に下図に沿ってご説明いたします。
銀行券は、日本銀行の発注に基づき、独立行政法人国立印刷局で製造されています。

日本銀行では、取引先である金融機関を通じて、銀行券や貨幣を世の中へ供給しています。その際、銀行券や貨幣の輸送を金融機関の委託先である警備輸送会社等が行う場合があります。

日本銀行から取引先金融機関へ支払われる銀行券の中には、新しく製造された銀行券のほか、一度日本銀行に戻ってきた後に鑑査というチェックを行い、きれいなお札と認められて再使用される銀行券も含まれています。

◆銀 行 券 の 流 れ

 
























○取引先金融機関への銀行券支払

世の中へ供給された銀行券と貨幣は、様々な経済活動によって世の中を駆け巡ります。みなさんのお財布に入っている銀行券や貨幣はもともと日本銀行の窓口から支払われたものです。

 


◆日本銀行本店ホームページへのリンク

現在有効なお金



○支払用の銀行券の形態

()(100枚のたば)       (そく)1把×10個)          十束封(じゅっそくふう)(1束×10個)








 

○取引先金融機関からの銀行券受入

様々な経済活動に使われた銀行券や貨幣は、みなさんと取引のある金融機関に預金などの形で集まった後、再度日本銀行へ戻ってきます。

年間を通してみると、特に年末は日本銀行からの銀行券、貨幣の支払が増え、逆に年始は日本銀行への入金が増えます。

これは、みなさんが、年末に金融機関から預金を引き出しクリスマスやお正月等年末年始の資金として使用した後、年始は商業施設等の売上金として金融機関に入金されるためです。









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2.損傷現金(銀行券・貨幣)の引換

日本銀行では、現在有効なお金について、焼けたり腐食したり破れたりして損傷したお金(以下“損傷現金”といいます。)を無手数料で引換(最少枚数のきれいな銀行券や貨幣と交換)をしています。

また、損傷していなくても流通に不便なお金(現在有効な1円以上の旧券・旧貨・記念貨〈外貨を除く。〉)も引換えることができます。
引換は営業時間中(平日9:00〜15:00)にのみ行っており、お預かりすることはできません。

損傷現金をお持ち込みになる場合には、損傷現金の数量や損傷度合の如何にかかわらず、事前にご連絡ください。

引換手続について、日本銀行の窓口では、引換依頼書への依頼人の住所、氏名および電話番号の記入をお願いするほか、本人確認を行いますので、運転免許証などの本人確認書類をお持ちください。
また、損傷現金の損傷経緯をお伺いしますので、ご協力をお願いします。
なお、郵送による引換や、銀行券や貨幣(外貨も含む)の両替(一万円札1枚を五千円札2枚にするなど)は行っておりませんので、ご了解ください。


銀行券の引換ができる基準としては、銀行券の表・裏がそろっていることを条件に下の図のとおりどれだけ面積が残っているかの違いによって定められています。

火 事 等 で 焼 け た 銀 行 券

   








腐食したり、破れたりした銀行券












シュレッダー等によって細かく裁断された銀行券については、貼り合わせるなどして元の形に復元して持ち込んでいただく必要があります。


銀行券同様、貨幣についても流通に適さなくなったものを引換えていますが、貨幣の引換基準は銀行券とやや異なっています。

貨幣の引換基準は模様が識別でき、それぞれの貨幣の基準量目(重さ)の12を超えれば額面金額どおりの全額で引換可能ですが、1/2以下であれば失効(引換不可能)と定められています。

ただし、記念金貨については全額として引換えできる量目の判定基準はそれぞれ基準量目の98%以上と定められていますのでご注意ください。

腐食したり、曲がった貨幣



◆日本銀行本店ホームページへのリンク
日本銀行が行う損傷現金の引換えについて





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3.鑑 査

日本銀行では、「銀行券自動鑑査機」という最新鋭の機械を使用して、取引先金融機関から受入れた銀行券の中に偽札が混入していないか、汚れや傷みのひどいものはないか、枚数に過不足がないかなどを11枚チェックしています。

この仕事を「鑑査」といいます。この機械は1分間に1,800枚もの銀行券を鑑査することが出来ます。

なお、この機械で再使用可能と判断されたきれいな銀行券は再び日本銀行の窓口から支払われますが、再使用に適さない汚れや傷みのひどい銀行券は機械で自動的に裁断処理されます。

このようにして、世の中の銀行券をきれいな状態に保つことも、日本銀行の大切な役割なのです。

       銀行券自動鑑査機                    鑑査の様子                           114.JPG134                                                               

 







                                    

下の写真は銀行券自動鑑査機で裁断処理された銀行券の屑です。


◆日本銀行本店ホームページへのリンク
銀行券の偽造防止対策・偽造防止関連情報

裁  断  屑                       裁断屑のパック 

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日本銀行北九州支店では、平成22年4月からこの裁断屑の全てをリサイクル処理業者へ引渡しており、トイレットペーパーに生まれ変わっています。

トイレットペーパーへの商品化の例

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◆日本銀行本店ホームページへのリンク

 銀行券の複製に関する法的規則、取締り法規


◆照会先:(093)541−9123 日本銀行北九州支店<発券課>

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