○新しいデザインの銀行券が16年11月1日から発行されました。
銀行券のデザインを一新することを「改刷」と呼んでいますが、現在流通している銀行券は昭和59年から発行していますので、今回の改刷は、ちょうど20年振りということになります。
・ 今回の改刷は、近年急増している偽造券に対応するために行うものです。偽造券は増加の一途を辿っており、2001年には7,613枚だったものが、2002年20,211枚、2003年16,910枚、本年は6月末時点で既に約14,281枚発見されており、一向に勢いは衰えません。また、最近の傾向としては、人の目を欺く偽造ではなく、自動販売機やゲームセンターなどに設置してある両替機などの機械を欺くための偽造が最も多くなっています。これはパソコン関連機器の機能向上に伴い、誰もが容易に偽造することができるようになったことによるものです。このままでは、皆さんが安心して銀行券を使用できなくなる惧れがあることから、最新の偽造防止技術を駆使した新しいお札を発行することが急務となってきました(詳細は日本銀行の改刷をご覧下さい)。
・新しい偽造防止技術は、以下の点を基本に選定されています。
| 1.パソコン関連機器による偽造券の作成を困難とするもの。 2.現金取扱機器の検知能力向上に資するもの。 3.視覚による偽造券の発見を容易にするもの。 |
・上記の選定基準をもとに採用された偽造防止技術をいくつかご紹介します。