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特殊詐欺防止

当サイトでは、特殊詐欺の手口を知り、防犯に役立てて頂くために安曇野警察署のご協力を得て、実際に安曇野警察署管内で発生した「日本銀行員を騙る特殊詐欺事件(未遂)」における犯人との会話のやりとりを録音した音声を掲載しましたので、是非一度お聞きください。 ここで紹介している特殊詐欺の手口はあくまで一例であり、この他にも多くの手口と種類がありますので、詳しくは長野県警HP(外部サイトへ)をご覧ください。

なお、日本銀行の職員が金融機関の口座情報や財産状況等をお聞きしたり、カードや預金等をお預かりするようなことは一切ありません。 また、日本銀行が、個人や金融機関等以外の法人に対して預金口座を開設することもありませんので、ご注意ください。 電話やメール、訪問等により、日本銀行の関与を装った不審な連絡・勧誘などを受けた場合には最寄りの警察等にご相談ください。

実際にあった特殊詐欺の電話音声

(注)録音した音声は変更してあります。
(1)ある日、地元金融機関を名乗る男から一本の電話が…
その内容は、

金融機関のコンピュータシステムに対して不正アクセスが発生している。
このまま放っておくと、貴方の預金が勝手に引き出されたり、勝手に他に送金される。
今、日本銀行が緊急対応として、特別保証制度を設けており、預金を引き出して現金化したうえで保証申請すれば自宅に現金があっても保証される。
保証申請手続は当方で行っておくので、早く預金を引き出して欲しい。
これは一般に広まると大きな混乱が生じるので、当方の窓口にいる職員に質問されても、一切お答えできません。また、職員が何か質問しても、お答えにならないように。

(2) 時間を置いて再び地元金融機関を名乗る男から電話があって…。
(注)実際には被害者が一本目の電話で詐欺を疑い警察署に連絡されたため、これ以降のやりとりが録音されています。
【再生時間 約1分26秒[mp3形式 1.30MB]】

(3)その後、日本銀行員を名乗る男から電話があって…
【再生時間 約3分11秒[mp3形式 2.92MB]】

(4)日本銀行員を名乗る男からの電話を切った後、驚きの先から…。
【再生時間 約34秒[mp3形式 529KB]】

最後の電話は、詐欺犯が警察官の存在を確認するためにあえて警察官になりすまして電話をしてきたものと思われます。不審な電話があった際は、詐欺を疑い、皆様の大切な財産を守るための警戒をお願いいたします。