平成21年度 佐賀県金融・金銭教育協議会


 22年2月2日(火)、佐賀市のグランデはがくれにおいて、小・中・高校の先生方をはじめ、学校教育関係者などが参加して、「佐賀県金融・金銭教育協議会」を開催しました。

 はじめに、金融広報中央委員会の國光幸人企画役から「学校における金融教育〜『生きる力』を育むために〜」と題して講演いただきました。
 「『金融(お金)』は私達の普段の生活にしっかりと結びついており、金融教育とは生きる力を養うことです。社会環境の変化や金融トラブルの多発・低年齢化により、金融教育の必要性は高まっています。幼い頃から誰もが学べる学校現場での金融教育が重要です。」と先生方に訴え、多くの賛同を得ました。

 その後、平成20・21年度の2年間、金融・金銭教育研究校として活動してきた「多久市立中部小学校」および「県立唐津商業高等学校」から研究成果の発表を行いました。

 多久市立中部小学校では、研究の目標を「人・もの・ことに対して感謝の気持ちを持ち、自己管理(がまんできる、計画的に金銭を使うことができる、目標を持って努力することができる)のできる児童を育成する指導方法の見直しと工夫を行う」とし、1年生では「落し物の値段」、3年生では「友だちとおそろいの筆箱がほしい」、6年生では「国産牛と輸入牛のどちらを買う」などの具体的な事例を使って研究と実践に取り組みました。
 実践研究を通して、
「子どもたちのほとんどに無駄使いが減った、物を大切に使うようになったなどの変化がみられ、成果をあげることができました。今後の課題は家庭での手伝いを通して働くことの大切さを身に付けてもらうことです。そのためにも、金銭教育にかかわる年間指導計画の再編成を行い、家庭・地域との連携強化を図っていきたい。」
との発表がありました。


 県立唐津商業高等学校では、金融教育のひとつである「キャリア教育」に取り組み、コミュニケーション・自己表現能力の向上を目標に「ファイナンシャルプランナー」の資格取得に挑戦しました。
 実践研究を通して、
「資格取得については、昨年9月の受験で1名が合格したほか、科目合格だった他の生徒は1月に再受験し、3月の発表待ちの状態です。人生設計に基づく財産運用や人に対して指導・助言できる力を身に付けることは、将来の生活に大いに役立つだけでなく、必ず社会的要請がある。商業教育の中で、従来身に付けてきた素養を補完する能力としては最適であり、今後も定着させていきたい。」
との報告がありました。


 50名にのぼる参加者の皆さんからは、「金融教育を身近に感じることができ、ためになった」などの意見が多く寄せられました



丸 「佐賀県金融・金銭教育協議会」の様子
金融・金銭教育協議会1 金融・金銭教育協議会2 金融・金銭教育協議会3 金融・金銭教育協議会4