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日本銀行高松支店の機能と業務


発券銀行としての機能

お金の発行

 日本銀行は、わが国で唯一の「発券銀行」として「お札」(日本銀行券)を発行しているほか、「硬貨」(貨幣)についても、政府から交付を受け、市中に流通させています。
 お金の流通経路をみると、まず、日本銀行の取引先である金融機関(銀行、信用金庫等)が日本銀行に保有している当座預金を引き出し、お金を受け取ります。
 その後、金融機関から預金を引き出した人々や企業の手に渡り、商品の購入、税金の納付といったさまざまな目的に利用された後、預金等のかたちで再び金融機関を経由して日本銀行へ戻ってきます。言い換えれば、日本銀行はお金の始発駅・終着駅であるといえます。

 ちなみに、日本銀行高松支店(管轄:香川県、徳島県)が平成25年度中に受払したお金は、お札では、約1兆4,900億円(受入:約6,000億円、支払:約8,900億円)、枚数に換算すると約2億46百万枚にのぼっています。
 

お金の鑑査

 日本銀行に戻ってきたお金は、偽物が混じっていないかを調べ、汚れや損傷のひどいものを取り除き、きれいなお金だけを市中に供給できるよう選別しています。こうした作業を「鑑査」といいます。お札の鑑査は人手でも行いますが、大部分は大量のお札を鑑査することができる銀行券自動鑑査機という機械で行っています。
 また、この自動鑑査機では、鑑査と同時に汚れや損傷がひどく使えなくなったお札を細かく裁断しています。なお、当店で裁断された銀行券は、全量がコンクリート目地板の原料としてリサイクルされています。

鑑査機
銀行券自動鑑査機

損傷したお金の引換えについて

 日本銀行では、使用しているうちに誤って破れたり、火災で焼けてしまったお金について、新しいお金との引換えを無料で行っています。このときの基準となるのが、引換基準というもので、銀行券、貨幣別にそれぞれの法令により決められています。
 損傷したお金をお持ち込みになる場合には、事前にご連絡頂きますよう、ご協力をお願いします(発券課:087-825-1134)。また、日本銀行の窓口では、本人確認を行いますので、運転免許証などの本人確認書類をお持ち頂きますようあわせてお願いします。なお、日本銀行では、郵送による引換えは行っておりません。

損傷銀行券の引換基準
日本銀行が行う損傷現金の引換えについて

政府の銀行としての機能

国庫金の受払

 日本銀行は、国の資金を政府預金として預かっています。こうした国の資金は国庫金と呼ばれています。
 日本銀行は、国庫金の出納・計理事務を取り扱っています。国庫金には、税金や社会保険料などとして受入れるもの、公共事業費や年金などとして支払われるものなどがありますが、こうした国庫金の受払を官庁・会計別に計算整理するとともに、各官庁との照合等を行っています。また、国が受入れた有価証券の受払・保管も行っています。
 国庫金の出納事務については、国民の皆さんや各地の官庁の利便を図るため、国庫金の受払を行う代理店を全国の民間金融機関に委嘱しています。国庫金が取扱える金融機関の店頭には、その取扱範囲に応じて「日本銀行一般代理店」、「日本銀行歳入代理店」といった看板が掲げてあります。

歳入金等納付の電子化

国庫金の電子納付

 日本銀行では、政府の「電子政府構想」に呼応しつつ、最新の情報技術(IT)を活用して国庫金の電子化に向けた取組みを推進しています。これまでは、国の税金や保険料などは、納付者が日本銀行本支店・代理店に納付書類を持ち込んだり、口座振替などを利用して納付していましたが、平成16年1月からは新たに「国庫金の電子納付」を開始しました。「電子納付」とは、パソコンや携帯電話、ATMを操作するだけで、24時間、いつでもどこでも税金等の納付ができる仕組みです。
 国庫金の電子納付は、日本銀行の代理店事務を行っている金融機関の9割以上の先で取扱っています。
 日本銀行では、官庁、金融機関などの関係機関と連携しつつ、認知度の向上や身近なチャネルの整備、使い勝手の向上など、一層の利用促進に努めています。

国庫金の電子納付にかかる関係機関はこちら

銀行の銀行としての機能

決済システムの安定的な運行

 日本銀行は、資金の決済に関し、決済手段である日本銀行当座預金を提供しているほか、証券の決済については、国債振替決済制度等を運営しています。また、これらを安全かつ効率的に運営するための日銀ネット(正式には「日本銀行金融ネットワークシステム」)を提供しています。日銀ネットは日本銀行とその取引先金融機関との間の資金や国債の決済をオンライン処理することを目的として構築されたネットワークです。
 毎日、金融機関の間で行われている様々な取引の多くは、最終的には日銀ネットを通じて決済(各金融機関が日本銀行に預けている当座預金の口座間振替)されています。決済システムが円滑かつ安定的に運行するようその機能を保つことは、日本銀行の目的の一つとなっています。

金融機関経営動向のモニタリング

 金融システムの安定を図っていくためには、個別金融機関経営の健全性を維持する必要があります。日本銀行高松支店では、取引先金融機関の各種の業務運営やリスク管理状況、収益状況などのモニタリングを行い、その経営動向の把握に努めています。

金融経済情勢の把握

 香川・徳島の企業経営者の方々から業況等について直接お話を伺うとともに、企業短期経済観測調査(短観)や行政機関等が発表する各種経済指標を分析し、地域全体の金融経済情勢の把握に努めています。
 これらの調査結果は毎月の定例記者会見や、各種講演等の場を通じて皆さんにお伝えしています(本ホームページにも掲載されています)。


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