樋口一葉情報
▼新しい銀行券の肖像に
2004年11月1日に発行された新五千円札の肖像には、山梨県甲州市(旧塩山市)とゆかりの深い作家である「樋口一葉(1872〜1896)」が採用されました。
▼樋口一葉と山梨
樋口一葉は、明治を代表する女流文学者として数々の傑作を残しました。その中で、山梨と関わりのある作品としては、小説「ゆく雲」を書き記しています。
この作品は、一葉の両親の出身地である山梨県大藤村の中萩原(現、甲州市塩山中萩原)を舞台の一つとしています。一葉自身は生涯この地を訪れることはありませんでしたが、現在、甲州市の慈雲寺の境内には、一葉の生涯をしのぶ「一葉女史碑」が建てられています。こうしたことからも、一葉は、山梨とゆかりの深い作家となっています。
樋口一葉情報
樋口一葉の生い立ち
樋口一葉の作品「ゆく雲」
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