大規模災害発生時の対応
大規模災害発生。その時、日銀名古屋支店の対応は?
名古屋支店管内(愛知・岐阜・三重の3県)では、平成12年(2000年)9月10日深夜から続いた局地的な大雨(いわゆる東海豪雨)により、不幸にして甚大な被害に遭いました。その際、日銀名古屋支店では、直ちに行政関係局との連携のうえ、災害救助法が適用された地域に対し金融上の特別措置(通帳を紛失した被災者に対し払い戻し手続きを簡便化するなど)を講ずるよう各金融機関に要請しました。歴史を振り返ってみても、昭和34年(1959年)9月の「伊勢湾台風」による災害が発生した際も、様々な対策を講じました。
このように、大規模な災害が発生した際に、円滑な現金供給体制を講じるなどの緊急措置を通じ、皆様のライフラインの一つである「金融」の機能を守ることも日銀の重要な役目です。
災害時における金融上の措置について
伊勢湾台風時の対応