二千円札コーナー
二千円札Q&A
- 【Q3】「2のつくお金」について教えて下さい。
- 【A3】
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世界の国々では、20ドル札の様に「2のつくお金」は人々の生活に欠かせないものとなっています。一方、日本では、現在二千円札が発行されていますが、このほかに過去に日本銀行が発行した「2のつくお金」としては、二十円札(兌換券)と二百円札(兌換券)があります。
- (二十円札)
- (二百円札)
二十円札は1917年(大正6年)発行の「甲二十円札」(菅原道真像)と1931年(昭和6年)発行の「乙二十円札」(藤原鎌足像)の2種類です。前者は額面の表示が右横書き、後者は縦書きであったほか、後にも先にも日本銀行券で二十円札はこの2種類だけだったことから、それぞれ「横二十円」、「縦二十円」と呼ばれることもあります。
二百円札は、1927年(昭和2年)の金融恐慌時に緊急発行された裏面が白地の「乙二百円札」と1945年(同20年)に発行された「丁二百円札」(藤原鎌足像)および「丙二百円札」(武内宿禰像)の3種類です。