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日本銀行鳥取事務所

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■事務所長からのメッセージ

■1月の終わりに鳥取県中部の中学校で「お金と日本銀行」の授業をしてきました



日本銀行の重要な仕事に広報活動があります。また本店情報サービス局には金融広報中央委員会の事務局を置き、都道府県ごとに委員会を設置しています。

鳥取県中部、琴浦町立赤碕中学校は、鳥取県金融広報委員会の平成22・23年度金銭教育研究校委嘱先でもあります。校区(JR山陰本線赤碕駅も立地しています)は農漁業が盛んな地域ですが、周辺地区へお勤めのご家庭も増えているようです。中学生の生活圏は校区が中心で、卒業後に行動範囲を広げていくケースが多い、とのことでした。

3年生2クラスの授業では「お金と日本銀行」と題し、お札(日本銀行券)の一生に始まり、お金や物価と暮らしのかかわり、金融政策や金融システムの安定といった日本銀行の役割を暮らしぶりと結びつけて説明しました。3年生は高校受験直前の時期とあって、「試験にはどこが出ますか?」という実践的な質問もありましたけど、お札の不思議さについての発言や、中には「国の財政が苦しいなら、日本銀行がお金をどんどん出してはどうか?」など、大人でも回答が難しい質問も出て、説明はユーロ危機にまで及びました。

短い授業時間のなかで半分を説明、半分を質疑応答に充てるよう心がけましたが、授業が終わっても個別に疑問をぶつけて来られるなど、赤碕中学校の生徒さんが熱心に授業に取り組んで頂いたことは強く印象に残りました。

今後も地域のニーズに応えながら、正確でわかりやすい説明を心がけていきたいと思います。広報のご要望があれば、弊行事務所までご遠慮なくご相談いただければ幸いです。


授業の様子(写真)(PDF)


                              2012年2月
                              日本銀行鳥取事務所長
                                   大石 正人

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