日本銀行福岡支店の歴史や仕事内容をギャラリー形式でご紹介します。
福岡支店は1941年12月に営業を開始しました。 当時は那珂川沿いにあった県の建物を譲り受けて使用しました。
初代営業所・窓口の様子です。
1951年9月に現在の場所に移転しました。外観はルネッサンス建築を根幹とした設計となっていました。
列柱のデザインは、現営業所に引き継がれています。
初代営業所の面影を感じます。
1階から2階は吹抜けになっており、柱頭の意匠や2階を囲む回廊など、 印象的な造りとなっていました。
皆さんが使用したお札は金融機関等を通じ日本銀行に持ち込まれます。
国立印刷局で製造されたお札や、日本銀行で鑑査をした使用可能なお札は、金融機関を通じ皆さまのもとへ供給されます。
機械では見ることのできないひどく汚れたお札を人の目で鑑定し、新しいお札に交換します。
表裏があり、一定以上の面積が残っていれば、全額または半額で引換えることができます。
模様が確認でき、かつ正規の重さの2分の1を超えるものについては、全額で引換えることができます(金貨は正規の重さの98%以上が必要です)。
金融機関等を通じて日本銀行に戻ってきたお札は、偽札や傷みのひどいお札がないかを機械でチェックし、再び使用できるものとできないものに選別されます。使用できないと判断されたお札は、この機械で自動的に細かく裁断処理されます。
日本銀行と金融機関との間は、日銀ネットで結ばれています。日銀ネット端末を操作して、金融機関の当座預金口座の受払等を行っています。
政府の預金口座を管理し、国庫金の受払事務を行っています。この機械では税金等の様々な証票読み取り、会計別・受入官庁別に計理しています。
九州・沖縄地区の景気動向を定期的に公表しています。
様々な種類の統計資料を公表(HPに掲載)しています。
店内見学では講話を行うコースもあります。
一億円(模擬券)の重量体験をはじめ、日本銀行のいろいろな仕事を体験できます。
2代目営業所で使用していた金庫扉などを移設展示しています。