Home > 支店の沿革

支店の沿革

1.日本銀行の釧路進出

 明治26年4月1日、本店直轄として、札幌、函館、根室に出張所が開設され、同日、根室出張所所属として釧路派出所が開設されました(道内には釧路を含む16か所に派出所を開設)。
 それまで民間銀行に委託していた国庫金事務を釧路派出所が直接扱うことになりました。その後、釧路派出所は、明治31年に廃止となりました。
 なお、道東地区の管轄は、明治28年まで本店、明治39年まで北海道支店(現函館支店)、昭和17年まで小樽支店(現金融資料館)、昭和27年まで札幌支店と変遷をみています。



2.現支店の開設

 戦後、道東には昭和21年に帯広事務所(当時は札幌支店に所属)が、昭和27年に釧路支店が開設されました。
 道東地区は、農林水産、鉱物等の天然資源が豊富で、わが国経済を再建するうえで重要視され、この地区の開発促進と金融の順便化を図ることが要請されたため、地元の強い誘致活動にも支えられ、昭和25年5月、釧路支店の設置が決定しました。
 業務区域は、釧路、帯広、根室の3市および釧路、十勝、根室の3支庁とされ、帯広事務所は釧路支店所属となりました。
 釧路支店開設準備室は、昭和27年6月に本店内に設けられましたが、同年9月15日に準備室を釧路に移し、10月1日に男子事務職員37名、女子事務職員10名、労務職員(男女)13名の総勢60名をもって業務を開始しました


 年 月  日本銀行釧路支店の沿革
 明治26年(1893年) 4月 道内に札幌、函館、根室の3出張所が開設。
同時に根室出張所所属として、釧路に派出所が開設。
 
 明治30年(1897年)10月 帯広派出所開設。
 明治31年(1898年)12月 釧路、根室派出所廃止。 
 明治34年(1901年) 3月 帯広派出所廃止。
 --以後、道東地区の管轄は、明治39年(1906年)8月まで北海道支店、昭和17年(1942年)1月まで小樽支店、次いで札幌支店と変遷。
 昭和21年(1946年) 8月 帯広事務所(札幌支店所管)開設。
 昭和25年(1950年) 5月 釧路に支店設置が決定。
 昭和27年(1952年)10月 釧路支店開設(帯広事務所は釧路支店所管)。 
 平成25年(2013年)5月 釧路支店新営業所に移転。