事務所長からのメッセージ

事務所長 尾家 啓之事務所長 尾家 啓之

    道北地域の景気の基調判断を据え置きました

 皆さん、こんにちは。いつもこのサイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 さて、8月4日に公表しました「金融経済概況(道北地域)」では、道北地域の景気の基調判断を「低迷しているものの、持ち直しの動きが広がっている」として、前月までの表現を据え置きました。昨年12月からこの表現をしておりますので9カ月連続です。これまで同様、持ち直しの動きが広がりをもって展開しています。最終需要項目の判断にも基本的な変更はありません。

 今回は、道内で、道北地域の景気の現状がどのような位置付けにあるか見てみましょう。                                       先月(7月1日)札幌支店から公表しました道内の景気の基調判断は、「低迷しているものの、持ち直しの動きが広がっている」から「厳しさを残しつつも、着実に持ち直している」へ上方修正され、当月はこの表現が据え置かれました。道南地域で「持ち直しや下げ止まりの動きが拡がり、厳しい状況が緩和されつつある」ほか、道内の住宅投資が「持ち直している」ことなどが背景となっています。道北地域の景気は、先月公表しました6月の短観結果からも窺われますように、全道の平均的な姿から比べると、水準としてはやや低く、持ち直しのペースもより緩やかであると判断しています。

 さはさりながら、持ち直しの動きが広がっている中で、以下のようなポジティブな動きを紹介します。

1. 製材の生産・出荷がこのところ好調です。主として道外の建材向けということですので、全国的な住宅投資が下げ止まり、徐々に持ち直しに向かっていることが背景にあると思われます。

2. 旭川市における非居住用建築確認申請床面積が大幅に増加しました。設備投資の一つの指標として捉えていますので、心強いサインだと思っています。

3. 旭川市、北見市、網走市における居住用建築確認申請床面積が増加しました。住宅投資の一つの指標と捉えていますので、これも心強いサインです。

4. 6月中旬以降気温が平年を上回って推移したことから、やや遅れていた水稲の生育が一気に進み、平年を上回っています。その他の農作物でも、全般的に平年並みないし平年より進んでいますが、日照時間がやや少なく、7月後半の局地的な降雨もあったため、その影響については慎重に見守っていきます。

5. オホーツク漁業が、すけそう、ほたて、などを中心にこのところ好調です。夏場は書き入れ時ですので、好調を維持していただけるといいですね。

 北海道もいよいよ夏本番。今週後半には旭川名物の夏まつり「烈夏七夕まつり」、「大雪さんろくまつり」が開催されます。凍りついた預金をほんの少し解凍させて、多くの友人と語るなど、この夏でなければ経験できない貴重な思い出をつくりませんか?

平成22年8月4日
尾家 啓之

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