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金融・金銭教育研究校

金融・金銭教育研究校とは

金融・金銭教育研究校とは、子どもたちの発達段階に応じて、「もの」や「お金」に対する健全な価値観の養成や、現在および将来の生活を支える金融・経済に関する正しい知識の習得をはかるため、具体的な教育を実践し、その効果的な方法を研究していだだく学校のことです。

なお、「もの」や「お金」に対する健全な価値観の養成に力点をおく教育を「金銭教育」、さらに、金融・経済に関する正しい知識の習得にも広げていく教育を「金融教育」と呼んでいます。

当委員会では、子どもたちの健全な金銭感覚の育成や、金融経済に関する基本的知識の習得に資するため、教育現場における金融・金銭教育の指導上の進め方について研究協議や意見交換を行う「金融・金銭教育協議会」を隔年開催し、各研究校には研究成果を発表していただいております。

概要

委嘱期間
2年間(4月から翌年3月までの年度単位)
実践内容
金融教育の目的に則していれば、自由に設定できます
支援内容
  • 教育研究費の助成
  • 資料の提供
  • 講師の無料派遣
  • 研究・実践にかかる相談・支援
報告
  • 1年目:書面による活動内容の報告、支出報告
  • 2年目:活動発表、書面による活動内容の報告、支出報告
講師のイラスト

金融・金銭教育研究校紹介

2022年度から2023年度まで

金融教育研究校
  • 愛媛県立川之石高等学校
金銭教育研究校
  • 松山市立福音小学校
  • 宇和島市立城南中学校

2020年度から2021年度まで

金融教育研究校
  • 愛媛県立西条高等学校
金銭教育研究校
  • 新居浜市立金栄小学校
  • 松山市立北条南中学校

2018年度から2019年度まで

金融教育研究校
  • 愛媛県立小田高等学校(現在:愛媛県立内子高等学校小田分校)
金銭教育研究校
  • 松山市立石井幼稚園
  • 内子町立天神小学校
  • 西条市立丹原西中学校
犬と歩く子どものイラスト

活動の紹介

2023年度 愛媛県金融・金銭教育協議会

2023年11月21日(火曜)に、「愛媛県金融・金銭教育協議会」をオンライン開催し、教員や教育委員会関係者など124名(会場参加者26名、オンライン参加者98名)の方々にご参加いただきました。

本協議会では、午前の部として、会長の挨拶に続き、事務局長から「金融教育とは、金融・金銭研究校制度について」の説明を実施しました。

次に、2022年度から2023年度の金融・金銭教育研究校3校(松山市立福音小学校・宇和島市立城南中学校・愛媛県立川之石高等学校)に、2年間における研究活動の内容について発表していただいた後、分科会において、小学校・中学校・高等学校毎に、金融教育の実践方法などについて質疑応答・意見交換を実施しました。

各研究校は、この2年間、それぞれの研究主題・教育目標について、目指すべき児童・生徒像を明確にしたうえで、日頃の教育プログラムの中に金融・金銭教育を取り入れ、様々な活動に取り組まれました。

午後の部の講演会では、消費者庁新未来創造戦略本部行政実務研修員の金石瑞季氏に、『成年年齢引き下げと若年層の消費者トラブルについて』と題しご講演いただきました。

  • 会長が登壇して挨拶をしている様子

    会長挨拶の模様

  • 事務局長がスライドを見ながら金融教育について説明している様子

    事務局長説明の模様

  • 教員2名がの金融教育の実践方法について発表している様子

    研究校 研究活動発表の模様

  • 分科会において教員やアドバイザー5名がの金融教育の実践方法についてオンライン参加者と意見交換している様子

    分科会の模様

  • 分科会において教員やアドバイザー5名がの金融教育の実践方法についてオンライン参加者と意見交換している様子

    分科会の模様

  • 参加者が前を向いて講演会を聞いている様子

    講演会の模様