ようこそ、日本銀行長崎支店のホームページへ。

日本銀行は、日本の中央銀行として、日本における「物価の安定」と「金融システムの安定」を目的に、日々の業務を行っています。

 「物価の安定」は、あらゆる経済活動や国民経済の基盤となる大切なものです。ひとたび物価の安定が損なわれると、例えば、次いつ値上げ(あるいは値下げ)があるのかを予想しながら買い物をするなど、わずらわしく思われるのではないでしょうか。日本経済は、過去およそ25年間「デフレ」に悩まされてきました。そして、近年では「インフレ」が起きています。日本銀行は、2013年1月以降、消費者物価の前年比上昇率に対して、マイルドな上昇である2%の「物価安定の目標」を掲げ、賃金の上昇を伴う形で、それを持続的・安定的に達成できるよう、金融政策を運営しています。是非この機会に、2%の「物価安定の目標」(消費者物価が毎年2%ずつ上昇していくのを目標にしているということ)を覚えていただければ幸いです。

「金融システムの安定」も「物価の安定」と同様に大切です。「金融システムの安定」とは、金融システム (お金の貸し借りの仕組み)が正常に機能し、企業や国民の皆さまなどの利用者が安心して使用できる状態にあることをいいます。日本銀行は、金融システムの安定のために、考査やオフサイト・モニタリング、最後の貸し手としての資金供給などを行っています。

日本銀行長崎支店は、長崎県における日本銀行の窓口として、1949年(昭和24年)以来、長崎県民の皆さまのご支援を賜りながら歩んでまいりました。長崎支店職員一同、これからも、日本銀行券の発券などの業務を通して、長崎県経済の健全な発展や、その基盤となる長崎県内の物価と金融システムの安定に貢献してまいりたいと思っています。

私どもの業務に対する長崎県民の皆さまのご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。


長崎支店長 鴛海健起の写真

    長崎支店長
くろずみ たくし
黒住 卓司