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損傷現金の引換えを希望されるお客様へ

日本銀行では、焼けたり、破れたり、汚れたお札や、摩耗・変形した硬貨を一定の基準(日本銀行本店ホームページへリンクします)により新しいお金と引換えています。なお、引換えの際にお渡しする銀行券等の総支払い枚数は最少(※)となります。

(※)銀行券と貨幣を合わせた総支払枚数が、最少となるような組合せでお支払することです。例えば、支払額が3,000円の場合には、二千円札1枚と千円札1枚(合計2枚)の組合せでお支払することです(なお、千円札3枚は、最少枚数の組合せではありませんので、この様な組合せではお支払いいたしません)。

○ 窓口時間等

(1) 損傷現金の引換えは、日本銀行の営業日の午前9時から午後3時まで取り扱います。(2)および(3)の事情もございますので、損傷現金の引換えを依頼される方は、損傷現金の数量や損傷度合の如何にかかわらず、事前にご連絡(098-869-0145)ください。

 

(2) 損傷現金の引換えは、損傷現金を受け付けた後、速やかに所定の手続に則って行いますが、その数量、損傷度合等によって、引換えのために要する時間は異なります。

 

(3) 日本銀行では、損傷現金の引換えについては、過去の取扱数量の実績等を踏まえ、その取扱のために必要と考えられる態勢をとっていますが、損傷現金の数量、損傷度合等によっては、当日中に引換えを行えない場合があります。この場合、日本銀行では損傷現金は営業日を跨いでお預かりすることは原則として行いませんので、その一部または全部を引き取って頂き、後日お持ち込み頂くようお願いすることがあります。



 
 

○ 損傷現金の持込時の整理等  

(1) 損傷現金の持込時の整理  

 損傷現金を持ち込む際には、引換手続を円滑に行う観点から、以下の整理を行って頂きますようご協力をお願いします。

 イ.銀行券

 

 シュレッダー等により細かく裁断されたものを含め、破れた銀行券については、できる限り各片を貼り合せてください。その際、記番号の確認、模様の突合、色合いの確認等を行うことにより、異なった銀行券の片を貼り合わせないようにしてください。細かく裁断されたままの状態となっているものについては、同一の銀行券の紙片であると認められないとして、失効と判断することがあります。  

 濡れた銀行券については、できる限り1枚ずつの状態で乾燥させてください。また、付着物は、できる限り取り除いてください。

ロ.貨幣

 

 汚れのひどいものは、水洗いのうえ乾燥させてください。また、金属片、プラスチック等の付着物はできる限り取り除いてください。

 

(2) 破砕のおそれのある現金の取扱等

 焼損等により破砕のおそれのある現金は、箱に入れる等、できる限り原形を崩さぬように持ち込んでください。粉々な状態になると、失効と判断することがあります。



  

○ 偽造・変造の疑いがあるものの取扱

 現金として偽造または変造されている疑いがあるものを日本銀行に鑑定依頼として持ち込む場合には、引換窓口に備え付けられている「鑑定申込書」に必要事項を記入のうえ、鑑定対象物を添えてご提出ください。その際に入手経路等をお伺いすることがありますので、ご協力頂きますようお願いします。なお、鑑定には相当の時間を要する可能性がございますので、ご留意ください。

 

 真正な現金であると鑑定されたものについては、以下のとおり対応します。

 

 (1) 損傷現金については、引換依頼に応じます。引換えを希望される場合には、引換依頼書を提出してください。

 

 (2) (1)以外のものについては、そのまま返却します。

 

 偽造または変造されたものと鑑定されたものについては、返却しますので、所轄の警察署にお届けください。

ご連絡先
TEL:098-869-0111(代表番号)
TEL:098-869-0145 (発券課)
 

日本銀行が行う損傷現金の引換えについて(日本銀行のホームページへリンクします)