- 私たちは生活をしていくうえで、お金とは切っても切れない関係にあります。それだけに児童生徒に早いうちからお金とのつきあい方をしっかりと身につけてもらうことは、時代のいかんに関わらず基本的でかつ大事なことです。
さらに最近では金融経済環境の大きな変化などにともなって、「お金を使う」、「お金を貯める(ないし運用する)」、「お金を借りる」、「仕事を通してお金を得る」というそれぞれの場面でさまざまなリスクやトラブルに直面することも少なくない時代になってきました。
秋田県金融広報委員会は金融経済教育推進機構(J-FLEC)とともに、文部科学省および秋田県教育委員会の協力を得ながら、さまざまな形で学校における金融教育を支援していますが、学校教育の中で金融教育の要素を取り込んだ授業を幅広く行っていただくこと、そして、
そのことを通じて、児童生徒の皆さんに社会人になっても役立つような知識や知恵をしっかりと身につけていただきたいと考えています。
秋田県金融広報委員会では、こうした目的の下、教材の提供、先生方を対象とするセミナーの開催などを行っているほか、金銭経済教育研究校・金融経済教育研究グループの指定・支援を行っています。
- 金融経済教育研究校とは
金融経済教育を研究・実践する学校等を「金融経済教育研究校」として指定し、助成等の支援をしています。
- 金融経済教育研究グループとは
金融経済教育の実践・研究に取り組む先生方の学校横断的なグループを「金融経済教育研究グループ」として指定し、講師派遣や教材・資料の配布等により支援しています。
- なお、2023年度までは高等学校、中学校、小学校において金融、経済に関する正しい知識の習得に力点をおくものを「金融教育研究校」、中学校、小学校、幼稚園において金銭や物に対する健全な価値観を養うことに力点をおくものを「金銭教育研究校」としていましたが、2024年4月より「金融教育研究校」と「金銭教育研究校」を併せて「金融経済教育研究校」に名称を変更しました。
- 秋田県金融広報委員会では、昭和51年度から研究校制度をスタートしましたが、最近では次のような学校を研究校として指定しています。
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