日本銀行は、「銀行券を発行するとともに、通貨及び金融の調節を行うこと」、また「金融機関の間で行われる資金決済の円滑化を図り信用秩序の維持に資すること」を目的としており、「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資すること」をその理念としています。こうした役割の下、事務所では、銀行券の地域金融機関との間での授受、金融及び経済に関する調査、金融知識の普及等に関する活動などを行っています。
具体的には、帯広事務所では日々の地元金融機関との銀行券の受払いを通じ、十勝管内における通貨の円滑な供給、流通を支えているほか、地域の金融・経済界の方々との意見交換などを通して当地の金融経済についての情報収集や日本銀行の活動についての情報提供を行っております。またこれらの活動も踏まえて、定期的に「十勝の金融経済概況」を作成しており、記者会見で発表しています。
さらに、十勝地域での金融知識普及活動にも努めており、北海道金融広報委員会の活動をサポートする形で(当事務所長は同委員会メンバーの一員)、一般市民向けの「金融経済講演会」や「知るぽると塾」を開催するなど、様々な活動を行っています。
1897(明治30)年10月 | 帯広派出所開設 |
---|---|
1901(明治34)年3月 | 帯広派出所閉鎖 |
1946(昭和21)年8月 | 帯広事務所開設(富士銀行帯広支店<現在 十勝信用組合本店>内に設置) |
1957(昭和32)年9月 | 北海道拓殖銀行帯広支店内へ移転 |
1983(昭和58)年2月 | 同支店の移転に伴い当事務所も移転(西2条南9丁目) |
1998(平成10)年11月 | 北海道拓殖銀行帯広支店が北洋銀行帯広中央支店へ名称変更 |
2011(平成23)年5月 | 同支店の移転に伴い当事務所も移転(西2条南12丁目) |