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山口県金融風土記

 『山口県金融風土記』は、山口県の金融や通貨や物価など「お金」にまつわる歴史上の出来事や人物などを紹介するコーナーです。教科書に出てくるような有名な史実でも、「お金」との関係という切り口から新たな一面が見えてくるかもしれません。また、今まであまり知られていなかった県内の歴史、文化、人物と出会えるかもしれません。是非、一度、地域のお宝を実際に訪ねてみてはいかがでしょうか。
資料名 掲載日 概 要
第4回:日本銀行券と和紙~山口県の三椏(みつまた)
fudoki4.pdf [851kb]
 
2016/5/10 重源の郷
 重源の郷(山口市)
(お知らせ)
本文中に一部誤りがありましたので、お詫びして訂正します。現在掲載中の本分は修正したものを掲載しております。訂正箇所はこちらをご覧ください。
 皆さんは、かつて山口県が、全国有数の「和紙」の生産地だったことをご存知でしょうか。実は、2014年にユネスコ無形文化遺産にも登録された和紙 は、皆さんが毎日使っている「お札」つまり「日本銀行券」とも深い繋がりがあるのです。今回は、この2つの「紙」に使用され、山口県内でも栽培されている「三椏(みつまた)」を取り上げます。 ....続きはこちらから
第3回:北前船が育てた倉庫金融業
fudoki3.pdf [693kb]
 
2016/1/12 光ふるさと郷土館
 光ふるさと郷土館(光市)
 三方を海に囲まれた山口県には、海を舞台にした様々な歴史ドラマがあります。今回は、その中から海運と金融を繋ぐ「北前船」を紹介します。北前船は、江戸時代から明治初期にかけて、北海道や北国の海産物や米等を日本海と瀬戸内海を経由して大阪に運ぶ西廻り航路で活躍した帆船です。山口県には、下関、三田尻(防府市)、室積(光市)、上関、萩など、北前船が寄港した港が沢山ありました。中でも、下関は、 ....続きはこちらから
第2回:「伊藤博文」と近代日本の通貨制度
fudoki2.pdf [337kb]
 
2015/9/1 伊藤公記念公園
 伊藤公記念公園(光市)
 伊藤博文(以下、伊藤公)と言えば、一定年齢以上の方は、1963年に登場した旧千円札の肖像画を思い出されるでしょう。一方、それをご存じない若い世代の方も、初代内閣総理大臣として記憶している人は多いと思います。伊藤公は、幕末に英国に渡った「長州ファイブ」の一人で、内閣総理大臣を計4度も務めたほか、大日本帝国憲法を制定するなど、近代日本の礎を築いた人物です。また、ランドセルの原型を考案したことや、当時禁止されていたフグ食を解禁したことなど、興味深いエピソードも残っています。そんな伊藤公は、明治政府発足後、大隈重信や松方正義らと並んで、わが国の通貨制度の確立にも大きな足跡を残しています。 ....続きはこちらから
第1回:古代の「おかね」のふるさと山口県
fudoki1.pdf [842kb]
2015/6/1 鋳銭司郷土館
  鋳銭司郷土館(山口市)
 わが国で「おかね」が国により発行されるようになったのは7~8世紀頃と考えられています。とくに、奈良時代の「和同開珎」(わどうかいちん)は 初めての本格的な流通貨幣として大量に鋳造され、その後平安時代後期にかけて約250年の間に合計12種類の銅銭が発行されました(「皇朝十二銭」 <こうちょうじゅうにせん>:詳しくは本文をご覧ください)。実は、これらの古代の貨幣は山口県とたいへん深い関わりがあるのです。 ....続きはこちらから
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