業務課の仕事
業務課では、日本銀行と取引先金融機関との間の預金や貸出等に関する事務(銀行の銀行としての業務)のほか、国庫金等の受払事務(政府の銀行としての業務)を行っています。
銀行の銀行としての役割
皆さんが金融機関に預金口座を持っているのと同じように、金融機関は日本銀行に当座預金口座を持っており、業務課ではその口座を日銀ネットと呼ばれるシステムにより管理しています。
日本銀行は個人や一般の企業とは取引を行っていませんが、皆さんが取引先の銀行から他の銀行に送金などを行うと、そのお金は最終的には金融機関の当座預金の受払により決済されます。
業務課では、金融機関相互の決済が円滑に行われるよう、日銀ネットの運行を常時管理するとともに、その受払事務を行っています。
政府の銀行としての役割
日本銀行には国の預金口座(政府預金)があり、この口座に全国から集められた税金・社会保険料や交通反則金などのお金が入金され、公共事業費や年金などについては、この口座から支払われます。
業務課では、このような国のお金(国庫金)の受払や計理を行っています。また、その他にも国債の発行や償還に関する事務、元金や利子の支払いなども行っています。
また、こうした日本銀行が取扱う国庫金や国債に関する事務は、利用者の皆さんの利便性を考慮し、事務の一部を民間の金融機関に委託し、その取扱いをお願いしています(代理店には、歳入金<税金・社会保険料、交通反則金など>の受入と、歳出金<年金や公共事業費など>の支払いを行う一般代理店、歳入金の受入のみを行う歳入代理店などがあります)。
◇全国の代理店等一覧は、日本銀行本店ホームページ(国庫金・国債の窓口)をご覧ください。
照会窓口:日本銀行鹿児島支店業務課
(TEL 099-259-3224)