国内銀行(ゆうちょ銀行を除く)の県内店舗と、県内に本店を置く信用金庫の預金残高(月末残高:実質預金ベース)を集計したもの。預金とは、金融機関が取引先(法人、個人等)から受け入れた資金のこと(表面預金から他行払いの小切手・手形を控除したものを実質預金といい、金融機関の運用可能資金として預金をみる場合は、同預金を用いるケースが多い)。なお、預金は、金融機関の資金調達における最大の源泉であることから、預金業務は貸出業務とならび金融機関の根幹業務であるといえる。
計数は月末残高ベース。このため、当該日が休日の場合、資金決済が翌営業日に持ち越される場合が多く、残高は高止まる傾向にある。
国内銀行(ゆうちょ銀行を除く)の県内店舗と、県内に本店を置く信用金庫の貸出残高(月末残高)を集計したもの。貸出金とは、金融機関が取引先(法人、個人等)に貸し出した資金のこと(取引先からみると借入金となる)。なお、貸出金は金融機関の資金運用項目の大宗を占めるものであることから、貸出業務は金融機関の本来的な業務そのものといえる。
計数は月末残高ベース。このため、当該日が休日の場合、資金決済が翌営業日に持ち越される場合が多く、残高は高止まる傾向にある。
金融機関が貸出を実行する際、取引先(法人、個人等)と約定した金利を加重平均したもの。加重平均のウエイトとして、月末貸出残高を用いた統計(ストックベース)と、当該月中の新規貸出額を用いた統計(新規ベース)がある。また、同金利には、「総合」のほか、貸出期間別に「短期」(1年未満)、「長期」(1年以上)がある(但し、信用金庫は、割引手形+手形貸付ベースを「短期」、証書貸付ベースを「長期」として計上)。
貸出金利は、市中の貸出金利の実勢が反映されるものの、取引先との相対契約で決定されることもあるため、市場金利などに比べてその変動は硬直的となる傾向にある。特に、「ストックベース」の統計は、既往貸出を含むことから、「新規ベース」に比べてプライムレート(最優遇顧客に適用される金利)変更等の影響が現れる傾向にある。なお、計数は、静岡県内に本店を置く金融機関(地方銀行<地銀+第二地銀>、信用金庫)の貸出約定平均金利(全店舗ベース、2020年5月分以降の計数は「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」を受けて開始された実質無利子・無担保融資などで地方公共団体から受け取る利子補給分を含む)。
日本銀行静岡支店の窓口を経由した銀行券の受払額および受払超過額(払超の場合は▲表記)。
計数には銀行券のみで貨幣は含まない。年間を通してみると、期末・年末の取引決済や入学・就職資金、行楽資金、ボーナス資金等の現金需要などにより季節変動がある。
調査対象企業数(製造業・非製造業別・規模別)については、それぞれ「静岡県の企業短期経済観測調査結果」の冒頭に記載してあります。
当店の主な公表内容は以下の項目となっています。
各項目の詳細や集計方法等につきましては、「短観に関する解説」(日本銀行本店ホームページへリンク)をご覧ください。
上記以外の集計データ等につきましては、下記お問い合わせ先までご照会ください。