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公表予定
2023年2月13日(月)15:00
「富山県金融経済クォータリー(2023年冬)」

所長メッセージ

短観(22/12月調査、富山県分)の調査結果を受けて
1.全体感
 ・ 今回の調査結果をみると、全体として県内企業の業況感は改善しました。内訳をみると、非製造業がはっきりと改善した一方で、製造業はやや大きく悪化しました。
新型コロナウイルスの感染対策と社会・経済活動の両立が進む中で、春先より、人の流れが回復していました。これまでも、ミクロ・ヒアリング情報では、小売や宿泊・飲食、対個人向けサービスなど幅広い業種で持ち直しの動きが指摘されていましたが、原材料高等による採算悪化もあって、非製造業の業況の改善は少し立ち遅れていました。この部分が、今回一気に改善に結びついた形です。最近の全国旅行支援のプラス効果も業況の押し上げに貢献しているようです。
 一方で、製造業は、グローバルな生産・輸出が回復する中で、非製造業よりも業況感の良い状況が続いていましたが、今回調査では、既往の原材料コスト高の価格転嫁の遅れや、自動車向け需要の下振れなどから、やや大きめの業況悪化となりました。価格転嫁にしても、供給制約の緩和にしても、一頃に比べると着実に進捗していますが、それでもまだ十分と言える状況ではないことが、改めて確認されたと言えます。
 ・ 先行き、製造業は改善、非製造業は悪化する見通しとなっています。引き続き原材料高の影響や価格転嫁を進める動きが注目されるほか、少し長引いている供給制約の帰趨など、先行きの不透明感は拭えません。また、先進国を中心に来年の世界経済の見通しが下振れています。これらの県内企業への影響には下向きも上向きも双方考えられます。引き続きしっかりと注視する必要があります。

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所長ボイス

2023年2月6日(月)

高岡の鋳物
 高岡で鋳物の鋳造体験をしました。鋳造は、主に金属を溶かして、鋳型に流し込むことで、目的の形状を得る金属の加工方法です。鋳型をどのように作るのかで、手法の違いがありますが、体験では、砂を固めて型を得る方法をご指導いただきました。
 金属製の模型を型枠に置き、砂で固めます。何度も押し固めたあと、ひっくり返して、同じ要領で砂を固めます。この際、あとで金属を流し込むための湯口を確保します。一通り固め終えると、模型を取り出すために型枠を上下に分離します。ここで不用意な動きをすると、せっかくできた原型が崩れてしまうので、細心の注意が必要です。砂型ができると、湯口から融解した金属を流し込み、冷えて固まるのを待つと、出来上がりです。たまに湯回りが悪く穴が開いてしまうことがあると脅かされつつ、砂型を壊すと、まだ冷え切ってない製品が出てきました。この後に磨き工程を行います。
 多くの製品が今でも同様の工程で作られていると聞きました。大変な手間が掛かっていることを実感しつつ、高岡のモノづくりの歴史に思いを馳せる良い機会となりました。お子さんでも参加できるようなので、高岡にお越しの際にご検討されてはいかがでしょうか。

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