発券課の仕事

日本銀行は、日本で唯一の「発券銀行」としてお札(日本銀行券)を発行しています。
また、政府が発行する硬貨(貨幣)も取り扱っています。
お札は、独立行政法人国立印刷局で製造され、日本銀行の金庫に一旦保管されたあと、金融機関への払い出しを通して世の中に流通し、
金融機関から預金を引き出した人々や企業によってさまざまな目的に利用され、再び金融機関を通して日本銀行に戻ってきます。
銀行券の一生(日本銀行本店ホームページへ)
現在有効な銀行券・貨幣(日本銀行本店ホームページへ)

日本銀行は、国民のみなさんがお札を安心して使えるよう、戻ってきたお札について一枚一枚チェックしています。
偽札が混ざっていないか、破れているものはないか、汚れのひどいものはないかなど機械を使ってチェックし、再度使用可能なお札と使用できないものとに区分します。
この作業を「鑑査」と呼び、この過程で使用できないと判断されたお札は、厳重な管理の下で、復元できないよう細かく裁断のうえ廃棄処分されます。
銀行券の偽造防止(日本銀行本店ホームページへ)
損傷したお札・硬貨の引換
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▽損傷銀行券
▽損傷貨幣
日本銀行では、焼けたり、破れたりしたお札や摩耗・変形した硬貨など損傷したお金を、法令に定める基準により新しいお金と引換えています。
引換えの際には、損傷した現金の損傷経緯をお尋ねしますので、ご協力をお願いします。
日本銀行では、損傷した現金の引換の数量、損傷度合等によっては、当日中に引換えを行えない場合があります。 この場合、営業日を跨いでお預りすることは原則として行いませんので、その一部または全部を引き取って頂き、後日お持ち込み頂くようお願いすることがあります。 こうした事態を極力避けるため、損傷した現金の引換を依頼される方は、損傷現金の数量や損傷度合の如何にかかわらず、事前(極力前日まで)にご連絡いただきますよう、ご協力をお願いします。
連絡先:発券課 0263-34-3511
なお、日本銀行では両替は行っておりません。両替をご希望の方は、お近くの金融機関にご相談ください。
損傷銀行券の引換基準(日本銀行本店ホームページへ)
日本銀行が行う損傷現金の引換えについて (日本銀行本店ホームページへ)