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「茨城県・教員のための金融教育セミナー」の模様

本セミナーは、学校における金融に関する消費者教育の一層の充実と推進を企図し、中学校、高等学校の社会科、家庭科等の先生方が「金融教育」を進めるうえで参考になる情報の提供を目的に開催しています。


2024年8月23日(金)に、「茨城県・教員のための金融教育セミナー」(参加者45名)を開催(場所:ホテルレイクビュー水戸、開催要領[PDF 139KB])しました。
東京都金融広報委員会・峯岸誠氏、日本貸金業協会・千葉園子氏、金融広報中央委員会・竹内俊久氏から講演を賜ったほか、2023・2024年度の金融経済教育研究校である日立市立水木小学校、常総市立水海道中学校、茨城県立坂東清風高等学校から、各校で実践している金融経済教育の取組みについて発表して頂きました。
[当日の主な流れ]
●講演1…東京都金融広報委員会・峯岸誠氏「中学社会と高校公民の接続  −経済活動を事例として−」 《資料[PDF 2,406KB]
●講演2…日本貸金業協会・千葉園子氏「若者向け金融経済教育  金融トラブル防止講座」 《資料[PDF 2,307KB]
●講演3…金融広報中央委員会 竹内俊久氏「学校で『金融商品の選び方』をどう教えるか」 《資料[PDF 1,545KB]
【実践事例報告】
●日立市立水木小学校
研究テーマ「主体的に考え、学びを深める児童の育成  〜もの・お金の価値や大切さを知り、 実生活に生かす『金融経済教育』を通して〜」のもと、広報・啓発研究部、環境活動研究部、授業研究部での活動や特別支援学級における取組み等について発表して頂きました。
●常総市立水海道中学校
研究テーマ「『夢』の実現と『感動』を実感できる学校教育の在り方  〜『キャリア教育』を重視した教育活動を通して〜」のもと、「総合的な学習の時間」を中心に地域との関わりを生かした体験学習活動の取組み等について発表して頂きました。
●茨城県立坂東清風高等学校
研究テーマ「自ら判断し行動できる力を育む金融教育の在り方  〜ライフ・プランの中で適切な機関の活用を通して〜」のもと、家庭科では外部講師を招いて授業だけでは得られない専門家の知見に触れ、地歴公民科では貿易ゲームを通じて経済の仕組みを学んでいること、商業科では返済方法別のローン返済額の試算等の取組みについて発表して頂きました。
●グループ討議  外部講師による講義や研究校の実践事例の発表を踏まえて、先生方が小・中学校、高校別にグループ討議を行い、金融教育を進める上で学校・教師が抱える悩みや課題について意見交換を行いました。    

実践事例発表の模様


実践事例発表の模様



2023年8月17日(木)に、「茨城県・教員のための金融教育セミナー」(参加者41名)を開催(場所:ホテルレイクビュー水戸、開催要領[PDF 157KB])しました。
金融広報中央委員会・竹内俊久氏、一般社団法人全国銀行協会・三澤正明氏から講演を賜ったほか、2022・2023年度の金融・金銭教育研究校である龍ケ崎市立龍ケ崎小学校、那珂市立第三中学校、茨城県立高萩清松高等学校から、各校で実践している金融・金銭教育の内容について報告して頂きました。
[当日の主な流れ]
●講演1…金融広報中央委員会事務局 竹内俊久氏「先生方と考える!〜学校でお金のことをどう教えたらよいか?」
●講演2…一般社団法人全国銀行協会・三澤正明氏「授業で使える『金融経済教育プログラム』体験ワークショップ」
【実践事例報告】
●龍ケ崎市立龍ケ崎小学校
研究テーマ「『ひと』『もの』『自分』を大切にし、よりよい生活をめざそうとする児童の育成」のもと、道徳や社会、総合などの教科や修学旅行の機会を活用し、勤労と販売、ゲーム課金、旅行クーポンの活用計画策定・使用など、各学年の発達段階に応じて実施した金銭教育授業について報告して頂きました。
●那珂市立第三中学校
研究テーマ「より豊かな生活を送るための『生きる力』を育む金融教育の在り方−生徒が主体的に取り組む教科等横断的な学習を通して−」のもと、校内での農作物の収穫・販売活動、地元企業との連携を通じた企業利益の仕組みについて報告して頂きました。
●茨城県立高萩清松高等学校
研究テーマ「より良く将来、生徒が生活していくために」のもと、生徒が社会に出てからも役立つような金融教育を行うことを基本コンセプトに、外部講師を招聘し、ボードゲームを活用した金融について学ぶ講演会を開催したほか、金融教育に関するアンケート調査を生徒に実施し、生徒の金融に対する考え方や理解度をフォローしながら取組んでいる旨、報告して頂きました。
●グループ討議  実践事例の発表等を踏まえて、先生方が小・中学校、高校別にグループ討議を行い、金融教育を進める上で学校・教師が抱える悩みや課題について意見交換を行いました。    

実践事例発表の模様


実践事例発表の模様



2022年8月19日に、「茨城県・教員のための金融教育セミナー」(参加者37名)を3年振りに対面開催(場所:ホテルレイクビュー水戸、開催要領[PDF 100KB])しました。
金融広報中央委員会・竹内俊久氏、群馬県金融広報アドバイザー・久保敏氏から講演を賜ったほか、2021・2022年度の金融・金銭教育研究校である筑西市立新治小学校(同校は2020年度より委嘱開始)、神栖市立神栖第一中学校、茨城県立古河第一高等学校から、各校での実践事例を報告して頂きました。
[当日の主な流れ]
●財務省関東財務局水戸財務事務所 齋藤係長「金融経済教育講座の取組み」
●講演1…金融広報中央委員会事務局 竹内俊久氏「これからの時代に求められる金融・金銭教育」
●講演2…群馬県金融広報アドバイザー 久保敏氏「金融教育って何?知っておきたい基礎知識」
【実践事例報告】
●筑西市立新治小学校
研究テーマ「自ら考え、主体的に行動できる児童の育成」のもと、@授業研究部、A環境研究部、B実践活動研究部、C保護者啓発研究部の4つの研究組織を立ち上げ、1〜6年生までの各学年で金銭教育を取り入れた授業を行ったほか、お小遣い帳の活用や、保護者向けに「金銭教育便り」を発行するなど、お金の価値を理解し実生活で活かせるような金銭教育の取組みについて報告して頂きました。
●神栖市立神栖第一中学校
研究テーマ「社会的・職業的自立に向けた金融教育の在り方」のもと、1年目は体験的活動や、数学、社会、技術・家庭など教科横断的に提案授業を行い、2年目は前年度の反省を踏まえて、キャリア教育との関連を図る中で、外部の関係機関との連携や、生徒会による金融教育にかかる広報活動の実践などについて報告して頂きました。
●茨城県立古河第一高等学校
研究テーマ「自立した生活者を育てる金融教育」のもと、外部講師を招聘して金融をテーマにしたセミナーを開催するなど、実践的な金融知識の習得に向けた取組みを報告して頂きました。
●グループ討議  実践事例の発表等を踏まえて、先生方が小・中学校、高校別にグループ討議を行い、金融教育への理解を一層深めて頂きました。
   

実践事例発表の模様


実践事例発表の模様



2021年8月16日に、2年振りとなる「茨城県・教員のための金融教育セミナー」(参加者34名)をオンライン(Webex)で開催(開催要領[PDF 143KB])しました。
当日は、2020・2021年度金融教育研究校である北茨城市立常北中学校、茨城県立大子清流高等学校から、同校における実践事例を発表して頂きました。
●北茨城市立常北中学校の実践事例
研究テーマ「これからの生活に生かす金融教育の在り方」のもと、1年目に@社会科、A家庭科、B総合的な学習の3教科で提案授業(金融教育を取り入れた授業を行い、教員間で同授業内容について意見交換)を実践しました。
具体的には、@社会科では、求人広告を題材に、どんな項目が記載されており、働くうえでどの項目を重視するかを議論し、A家庭科では、お小遣いを設定して、現金、クレジットカード、電子マネーを利用した、お金の計画的な支払方法のシミュレーションを行い、B総合的な学習では、「中学生に毎月のお小遣いは必要か」というテーマのもと、お小遣いについての考えを皆で討議しました。
これらの成果と課題を踏まえて、2年目となる本年度は、生徒の金融教育の実態を把握するためのアンケートを行い、生徒の実情を踏まえた授業づくりに取り組んでいることを報告して頂きました。
●茨城県立大子清流高等学校の実践事例
研究テーマ「経済社会の諸問題に関心を持ち、よりよい生活を送るために」のもと、当初想定した外部セミナーがコロナ禍により中止を余儀なくされる中、各授業(@福祉科、A家庭科、B商業科)における、金融教育の実践的取組について報告して頂きました。
具体的な取組内容として、@福祉科では、50年後の「お金の価値」について議論し、高齢者にとり生活の支えとなる公的年金のシミュレーションを行ったこと、A家庭科では、1か月の家計マネジメントおよび各支払方法の長所、短所を議論し、身近なお金としっかり向き合うことの大切さを伝えようとしたこと、B商業科では、コロナ禍の飲食店を題材にどのようなことで困っているのか議論し、見えてきた課題を解決するための方法の一つとして、金融機関との関わり方を学ばせたことを報告して頂きました。
●お知らせ…財務省関東財務局水戸財務事務所  「金融経済教育講座の取組み」
●講義1…金融広報中央委員会事務局 竹内俊之氏「成年年齢引き下げ対応のひとコマ授業」
●講義2…神奈川大学特任准教授 梶ヶ谷穣氏「新学習指導要領のもとでの金融教育」 《資料1[PDF 456KB]資料2[PDF 616KB]》    

茨城県立大子清流高等学校による実践事例発表の模様


実践事例発表の模様



2019年8月21日(会場:ホテルレイクビュ−水戸)、「茨城県・教員のための金融教育セミナー」(参加者:約30名)を開催(開催要領[PDF 84KB])しました。
当日は2018・2019年度金融教育研究校の土浦市立土浦第四中学校および茨城県立取那珂湊高等学校から2年間の金融教育についての実践事例を発表いただきました。
●土浦市立土浦第四中学校の実践事例
商店や大型ショッピングモールが近く、かつ大家族も多いという生活環境を踏まえ、「低年齢から買い物の経験はあるものの、主体的に行動することが苦手であり、モノの価値を正しくとらえる機会が不足している」という仮説を立てられました。その上で、成人年齢の引き下げを考慮し「生きた知識としての金銭・金融教育の実践」をテーマに設定し、実際の経済活動を通じ、お金の流れを実体験することに取り組まれました。
具体的には、学年や学級単位でモノを企画、製造、販売することによって、流通の仕組みやコストと利益について理解するための活動を行いました。また、投資活動のシュミュレーションを行い、社会や経済について興味を持ち、将来自分の資産をどのように運用していくべきかを考えるための金融経済講演会や授業を展開されました。
●茨城県立取那珂湊高等学校の実践事例
「高校卒業までに『大人』の準備教育として、『自立』の精神を養う」を研究主題として、キャリア教育を軸とした金融教育のあり方を考えた授業を商業科、普通科において実践されました。
「これであなたもひとり立ち」(金融広報中央委員会発行)の冊子を用いて、出生から高校生までに必要なお金を算出したうえで、成長過程におけるお金と生活の関係を小論文にまとめ、「金融と経済を考える」高校生小論文コンクール(金融広報中央委員会主催)に応募されました。また、公的年金制度やライフプランなど幅広いテーマに取り組まれました。
●講演 金融広報中央委員会事務局 金融教育プラザリーダー 岡崎竜子 氏「金融教育において参考となる実践事例」
●グループ討議  実践事例の発表を受けて、先生方が中学校、高校別にグループ討議を行い、金融教育への理解を一層深めていただきました。  

 土浦市立土浦第四中学校による実践事例発表の模様


 茨城県立那珂湊高等学校による実践事例発表の模様


 グループ討議の模様



2018年8月21日(会場:ホテルレイクビュ−水戸)、「茨城県・教員のための金融教育セミナー」(参加者:約70名)を開催(開催要領[PDF 93KB])しました。
当日は29・30年度金融教育研究校の古河市立総和中学校および茨城県立取手第一高等学校から2年間の金融教育についての実践事例を発表いただきました。
●古河市立総和中学校の実践事例
同校で昨年度実施したお金や金融に関する意識調査から、生徒には自己の将来について主体的に考える態度が不足していると考えられました。お金や金融の知識を身に付け、それらを活用する知識活用型授業を実践し、暮らしや社会について深く考えさせる学習活動を通じて、主体的に行動する態度を育成できるであろうとの仮説をたて、各教科で取り組まれた実践事例を発表いただきました。
●茨城県立取手第一高等学校の実践事例
「正しい知識を身に付け社会参画の意欲を高める金融教育」を研究テーマに掲げ、商業に関する科目や道徳等での授業のほか外部講師による講義の開催など、工夫して取り組まれました。こうした幅広い実践事例を発表いただきました。
●講演1…横浜国立大学 名誉教授 西村隆男 氏「成年年齢引き下げ等を展望した消費者教育・金融教育の進め方について」
●講演2…金融広報中央委員会事務局 金融教育プラザリーダー 岡崎竜子 氏「新学習指導要領に沿った金融教育の実践例〜教材の活用法等について〜」
 

 古河市立総和中学校による実践事例発表の模様


 茨城県立取手第一高等学校による実践事例発表の模様


 横浜国立大学 名誉教授 西村隆男 氏による講演の模様



2017年8月25日(会場:ホテルレイクビュ−水戸)、「茨城県・教員のための金融教育セミナー」(参加者:約60名)を開催(開催要領[PDF 102KB])しました。
当日は28・29年度金融教育研究校の潮来市立潮来第二中学校および茨城県立古河第二高等学校から2年間の金融教育についての実践事例を発表いただきました。
●潮来市立潮来第二中学校の実践事例
全教科を4つのブロック(1.問題解決型、2.文学・鑑賞型、3.技能・トレーニング型、4.全ての学年・学級に関わる領域型)に分けて、全教科での取り組みを報告いただきました。
●茨城県立古河第二高等学校の実践事例
金融教育の4分野(1.生活設計・家計管理、2.金融や経済の仕組み、3.消費生活・金融トラブル防止、4.キャリア教育)に基づき、体験的活動や講義・講演会等により知識および自ら考える力を目指した取り組みを報告いただきました。
●講演1…独立行政法人教職員支援機構 次世代型教育推進センター 上席フェロー 大杉昭英氏「新学習指導要領の趣旨を生かした金融教育の展開」
●講演2…金融広報中央委員会事務局 金融教育プラザリーダー 岡崎竜子 氏「学校における金融教育の取組事例について」
 

 潮来市立潮来第二中学校による実践事例発表の模様


 茨城県立古河第二高等学校による実践事例発表の模様


 金融広報中央委員会 金融教育プラザリーダーによる講義におけるグループ討議の模様



2016年8月25日(会場:ホテルレイクビュ−水戸)、「茨城県・教員のための金融教育セミナー」(参加者:約70名)を開催(開催要領[PDF 149KB])しました。
当日は27・28年度金融教育研究校の日立市立駒王中学校および茨城県立茨城東高等学校から2年間の金融教育についての実践事例を発表いただきました。
●日立市立駒王中学校の実践事例
全教科を4つのブロック(1.国際ブロック(社会、英語)、2.自然ブロック(数学、理科)、3.創作ブロック(国語、家庭・技術科)、4.芸術ブロック(音楽、美術、体育))に分けて金融教育を実践した取り組みを、ブロックごとにご担当の先生から報告いただきました。
●茨城県立茨城東高等学校の実践事例
 「アクティブスクール(単位制普通科)」としての特色を活かし、学校設定科目「キャリアデザイン1〜3」を中心に、金融知識の習得と判断力の育成を目指した取組みを実践されました。
 1.「キャリアデザイン1(1年次生)」・・・オリエンテーション、農業体験学習等
 2.「キャリアデザイン2(2年次生)」・・・インターンシップ(60事業所に分かれ2日間実習<2年次生:全員対象 > )
 3.「キャリアデザイン3(3年次生)」・・・デュアルシステム(キャリアデザイン3を選択した生徒による5か月間にわたる企業実習)
●講演1・・・青山学院大学非常勤講師小高さほみ氏「金融教育におけるアクティブラーニングの授業デザイン」
●講演2・・・常総市立石下中学校教頭中澤千佳子氏「学校における金融教育について」
 

 日立市立駒王中学校による実践事例発表の模様


 茨城県立茨城東高等学校による実践事例発表の模様

 常総市立石下中学校教頭中澤千佳子氏



2015年8月27日(会場:ホテルレイクビュ−水戸)、「茨城県・教員のための金融教育セミナー」(参加者:約60名)を開催(開催要領[PDF 144KB])しました。
当日は26・27年度金融教育研究校の小美玉市立小川南中学校および茨城県立石下紫峰高等学校から2年間の金融教育についての実践事例を発表いただきました。小川南中学校からは、お金のことについて学ぶ機会が少なく貸借について軽く考えている生徒が多いという実態を踏まえた公民科や家庭科の授業の工夫を具体的に発表いただきました。石下紫峰高等学校から、学校設定科目「ライフデザイン」の目的は、「金融教育」そのものであるとの認識での取り組み事例を発表いただきました。
 講演では、全国銀行協会金融リテラシー推進室調査役の飯島氏から、実際にカードを使い「生活設計・マネープランゲーム」をご紹介いただきました。また、金融広報中央委員会の金融教育プラザリーダーの岡崎氏からは、「学校における金融教育の意義、体系と実践事例について講演いただきました。
 

 茨城県教育委員会教育長(代理)開会挨拶の模様


 小川南中学校教諭による実践事例発表の模様

 石下紫峰高等学校教諭による実践事例発表の模様



2014年8月21日(会場:ホテルレイクビュ−水戸)、「茨城県・教員のための金融教育セミナー」(参加者:約70名)を開催しました。
本セミナーは、次代を担う生徒たちに対して、社会人となる前段階の中学校、高等学校において「消費者教育」や「金融教育」を進めることが重要であるとして開催しています。
当日は、25・26年度金融教育研究校(つくば市立高崎中学校、県立水海道第二高等学校)から学校における金融教育についての実践事例の発表のほか、茨城県消費者教育啓発員を講師に「中高生をインターネット等のトラブルから守るには」と題した講演を行っていただきました。  参加された教員の方からは「学校全体が一体となって取り組んでいる様子がとても参考になった」と、評価の声をいただきました。

 つくば市立高崎中学校教諭による実践事例発表の模様


 茨城県消費者教育啓発員による講演の模様


2013年8月21日(会場:ホテルレイクビュ−水戸)、茨城県内の中学校および高等学校の社会科・家庭科・商業科等の教員を対象に、「茨城県・教員のための金融教育セミナー」を開催しました(参加者:約60名)。
24・25年度金融教育研究校の筑西市立明野中学校と県立鉾田第二高等学校による実践事例の発表では、「様々な教科に金融教育の視点を加えることで効果的に金融学習を行えることが分かった」、「生徒達の『生きる力』が金融教育によって確実に育ったことが分かる実践発表だった」などの感想を多数頂き、金融教育への理解を深めて頂きました。
また、NTTドコモケータイ安全教室から講師を迎え、生徒がトラブルに巻き込まれないための指導方法などを分かりやすく解説していただきました。

 筑西市立明野中学校教諭による実践事例発表の模様


 鉾田第二高等学校教諭による実践事例発表の模様


2012年8月22日(会場:ホテルレイクビュ−水戸)、茨城県内の中学校および高等学校の社会科・家庭科・商業科等の教員を対象に、「茨城県・教員のための金融教育セミナー」を開催しました(参加者:約80名)。
ファイナンシャルプランナーの洞口勝人氏による「学校での金融教育授業の意義と進め方」の講演では、「1本100円のお茶のペットボトルからスーパーはどのぐらいの利益を挙げているか」や「1台300万円の自動車のコストはどのくらいか」などのクイズを通じ、数字に強い生徒に育てるために「見える化」・「情報編集力」・「意外性」が大切との説明を聞き、参加された教員からは「生徒に対する指導テクニックを学べた」とか、「普段の授業で使える材料がたくさんあって良かった」など高い評価を頂きました。
 また、23・24年度金融教育研究校の鉾田市立旭中学校による実践事例の発表により、「多くの教科や各学年で様々な視点から取り組みが行えることが分かった」など、金融教育への理解を深めて頂きました。

 講師 洞口勝人 氏


 鉾田市立旭中学校教論による実践事例発表の模様

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