発券課へようこそ!
日本銀行は、日本で唯一の「発券銀行」として、お札を発行しています。皆さんのもとにお金が行き渡るよう、金融機関との間でお金の受払を行っているほか、受け入れたお札については、本物かどうか、再使用できるかどうかを一枚一枚確認しています。
2024年7月3日、20年ぶりに新しいお札が発行されました。
新千円券の裏面には、葛飾北斎の代表作、富嶽三十六景の「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」が採用されており、神奈川県ゆかりのお札となっています。
千円券裏面
お札は、個人や企業への支払いに必要な分を用意するため、金融機関が日本銀行にもっている口座(日本銀行当座預金といいます)から引き出して、日本銀行の窓口から受け取ることによって世の中に送り出されます。これを「銀行券の発行」といいます。
金融機関との間でお金の受払を行っているのが、こちらの大口出納ブースです。横浜支店では、一日平均およそ70億円のお金を市中に送り出しています。
お札の受入風景
日本銀行では、破れたお札や焼けてしまったお札、摩擦、変形した硬貨を一定の基準により新しいお金と交換(引換)しています。
現在有効なお金をご覧になりたい方は、「
日本のお金」(日本銀行本店ホームページ)をご覧ください。
引換を希望される方は、「お問い合わせ先」の<ご予約に関する留意事項>をご確認のうえ、お電話ください(平日の午前9時から午後3時まで)。
焼けたお札の引換風景
ここでは市中から戻ってきたお札の鑑査を行っています。
鑑査とは、お札が本物かどうか、痛んだり汚れたりしていないかを一枚一枚チェックすることです。確認した結果、使用可能なお札は再び流通させ、痛みや汚れの激しいものについては細かく切り刻んで処分をしています。
日本銀行にはたくさんのお札が戻ってくるため、自動鑑査機という専用の機械を使って鑑査をしています。
自動鑑査機
お札の寿命は、一万円券では4~5年程度、五千円券と千円券では1~2年程度です。
世の中を流通して日本銀行に戻ってきたお札のうち、再度の流通に適さないものは細かく裁断され、名刺やトイレットペーパーなどにリサイクルされたり、一般廃棄物として、各地方自治体の焼却施設において焼却処分されたりしています。
写真は、実際に裁断くずをリサイクルしてできた名刺と、横浜支店オリジナルのしおりです。しおりには裁断くずが挟まれています。
裁断くずリサイクル品
日本銀行の金庫はとても頑丈な造りになっています。扉を開けると、中には写真のようにお札が積み上げられています(※本店の写真を使用しています)。

