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旧館建物探訪

階段室

階段室は、旧館2階、記念室の南隣に位置しており、歴史的史料保存のため、正面内玄関と階段を旧館建設当時の部材を再使用しながら復元している部屋です。

明治36(1903)年の建築当時は、御堂筋に面した正面玄関を入りコンコースを通ると、その奥に内玄関と階段が続いていました。当初は、内玄関と階段アーチ部分のいずれも、御堂筋に対して平行に設置されていたのですが、限られたスペースにできるだけ多くの当時の建築物を残すために、改築後は南側へ90度左回転する形で位置を変えています。階段は柱を用いず、アーチを用いて重量を支える構造となっています。また、階段の手摺や飾り欄間のほか、梁や柱にも優れた技巧により精密なデザインが施されています。

階段室の詳しいご紹介

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アーチ 柱 手すり シャンデリア 飾り欄間