支店長のページ
日時:2026.1.15
於:日本銀行大阪支店
溝畑氏:世界平和に向けた「大阪・関西万博」の実現は、2030年に大阪が「アジアナンバーワンの国際観光文化都市」になるための重要なステップです。万博を開催することで、世界平和や協調に向けたメッセージを大阪・関西から積極的に発信していくべきだと考えていました。 万博が成功した最大の要因は、関係者が一体となった熱い思い。関西人の『おもてなしの精神』が大きく花開いたと感じています。
支店長:万博では、子ども達が楽しそうにしている姿が印象的でした。外国人がいて、最新技術があってという空間は、子ども達の大きな経験、財産になります。
溝畑氏:外国にはどんな人がいて、どんな文化があるのか、子ども達は本質的に興味を持っています。そうした気持ちを引き出していく。これこそ、我々大人の責任ではないでしょうか。
支店長:万博会場に入っただけで高揚しました。各国の国旗がなびいて、世界が1つになっている感じが忘れられません。次は、そうした万博の成果をレガシーとして活かしていく段階にあります。
溝畑氏:大阪をハブにして関西全体の経済効果を高め、成長戦略を軌道に乗せる。万博で高まった大阪・関西の認知度を活かしていくこと、子ども達に万博で何が生まれたのか伝えていくことが今後の宿題です。
支店長:関西に、科学技術や産業が集積していることは非常に大きな強みです。東京とは異なる大阪・関西の都市としての魅力を再認識し、高めていくことで、関西ひいては日本全体が成長できるのではないかと感じています。
溝畑氏:「新しいものを生み出す大阪本来のDNA(自由、多様性)」、「大阪から日本を変える精神」を取り戻す必要があります。もう一度原点に立ち返り、大阪・関西が誇りになることをやらないといけないという思いが、私の原動力。大阪・関西発で日本を引っ張っていくんだという思いでいっぱいです。
支店長:関西の成長にとって、産業としての観光業の発展や、インバウンド誘致は重要な要素です。
溝畑氏:観光を『産業』として捉える視点が、日本ではまだまだ弱いと思います。観光を産業として捉え、インバウンドを盛り上げることが成長戦略の柱になると考えています。
支店長:需要の増加に対して、供給面である人手不足が懸念されており、需要と供給、両面からの対応も求められます。
溝畑氏:観光は人の喜びや幸せに関わる素晴らしい仕事です。社会的地位だけでなく、所得もしっかりと引き上げていくことが必要です。
支店長:2030年には大阪にIRが開業し、大阪・関西の都市としての魅力も高まっていきます。
溝畑氏:IR開業はまたとないチャンスです。大阪・関西の認知度が上がった今こそ、レガシーを活かしながら、大阪・関西をどんどん売り込んでいきたいと思います。大阪観光局は、世界と日本の観光を誰よりも熟知するプロフェッショナル集団。熱量・情熱・想像力をもって、総合プロデュースしていきます。 素晴らしい資源を、どんどん全国・世界に送り出し、全国の『ハブ』になることが、大阪・関西の目指すべき姿ではないでしょうか。
支店長:日本銀行大阪支店でも、万博の方向性のもと、関西におけるインバウンドやスタートアップ、SDGs、GXの動向などを調査し、対外発信を行っています。 また、大阪・関西の固有の役割である首都圏被災時のバックアップ機能の充実に向けて、金融界を挙げて取り組むほか、地域連携も意識しながら、広報活動の充実に努めています。 本日のお話を伺い、益々、中央銀行として我々も前向きに取り組んでいきたいとの思いを強くしたところです。 本日は、多岐に亘るテーマで、様々な視点からお話をいただき、ありがとうございました。
